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 今日は2016訪日外国人の方々の消費動向について見てみましょう!

先日観光庁から発表された2016年7月~9月の結果では、全体の消費額は前四半期より伸びているものの前年同期と比べると19四半期ぶりに消費額が減少に転じました。(2011年10月~12月以来の減少。前年同期に比べ2.9%の減少)

参照データ: 観光庁:訪日外国人1人当たり旅行支出の推移より

いったいこれは何が起こっているのか?

訪日外国人の数は増えてるんじゃないの?と思うか方もいらっしゃると思いますが、原因は明確に出ています。

  1. ①為替レートの円高方向への動きも大きく影響
  2. ②カメラやビデオ、時計といったような高額商品の購入落ち込み
  3. ③消費総額の45%以上を占める中国の消費減少

などが大きく影響していると思われます。  

為替の影響は、どうしようもないですが、上記を総評すると、2016年4月に変更された中国の関税率が総合的な消費額の減少を牽引していると思われます。

簡単に説明すると、中国政府が低迷する国内消費を活性化するため、海外で購入した商品を国内に持ち込む際にかかる関税を最大で60%まで引き上げたんです。(例:家電製品は20%から30%に、高級腕時計やゴルフ用品は30%から60%に、酒や化粧品は50%から60%に引き上げ)

これによって「海外で買ったほうが安い!」というメリットは減少し、いわゆる中国人の「爆買い」に急ブレーキがかかりました。わざわざ海外で買わなくても中国国内で買ったほうがいいよね!ということですね。

もうインバウンドは終わった的な事を言う方もいらっしゃいますが、心配することは全くありません!訪日旅行客の数自体は堅調に伸び続けていて、2016年度も当初の予測どおり2500万人に達しようとしています。中身を詳しく紐解いてみれば、これから益々色々なビジネスや消費が産まれて日本経済に貢献してくれると思います。

FIT(個人旅行者)とは?でも触れましたが、訪日旅行者の旅行スタイルが変化してきているのと同時に、消費のスタイルも「物消費」ではなく「コト消費」に変化してきてます。いわゆる「体験型消費」です!

参照データ: 観光庁:訪日外国人旅行消費額と訪日外国人旅行者数の推移

 これはむしろ美容業界にとっても追い風なのではないでしょうか?

わざわざ旅行に行って「髪を切る?」とか「ネイルをする?」とか「エステに行く?」という方がいらっしゃいますが、もちろん「多いにいるんです!」そしてその傾向もチラホラ見えてきています。どちらかというと、受け入れ側(日本側)の準備のほうが遅れているので、こちら側を整備するほうが急務です。 

もちろん「Beauty Park」は個人サロン様でも訪日外国人の方々を十分「おもてなし」できるようなサービスを提供し、日本の美容サロン様の発展を全面的に協力、応援できるようにしますね!

次回はその訪日外国人の方々が「日本でしたいこと」とは何?を見ていきたいと思います!

タカっちでした。