美容院のホームページを作ってうまく活用したいオーナー様、サロンの集客も売上も今より上げたい経営者様必見!! 実は、美容室サイトの作り方には美容室ならではのコツがあるんです!!

制作会社に依頼したいけど、ネット上には色々なタイプのホームページがあって、どんなふうにしたら良いのかわからない…そもそも何を載せればいいの?
そんな美容院関係の方々に、今回はヘアサロンのホームページを作る時に何のページがなぜ必要で、どんな内容にすれば最適なのか、ウェブデザイナーの経験から少し専門的に説明していきます。

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下層ページは各目的にあった内容を載せる

下層ページとは、トップページ以外のページ全てを指します。このページにはトップページで説明しきれない内容を目的ごとに分けて載せていきます。

ホームページが家、トップページが玄関ホールだとしたら、下層ページは1つ1つ目的が異なる部屋になります。まず初めて遊びに来るお客さん(閲覧者)をお招きするなら家の中全体を綺麗にしたいですよね。

キレイにするコツは、目的に合った内容(家具)を揃えることです。まずはトップページから目的を見ていきましょう。

トップページ

トップページは最初のページでホームページの顔の部分でもあります。閲覧者の興味を惹き、他のページまで見てもらうことが目的です。

トップページのイメージ

全ページの窓口となるように、おすすめメニューやお店の特徴など一文で紹介し、詳しく紹介しているページへリンクさせましょう。

画像は興味を惹かせるアイテムです。なるべく画質の良い写真を載せるようにしましょう。
詰め込みすぎは良くないですが、連絡先やアクセス情報など基本情報や運営しているブログ・SNSを忘れずに載せましょう。

コンセプト(ご挨拶)ページ

サロンのコンセプトや強みを伝えて、ターゲットに興味を持たせたり、信頼してもらうことが目的のページです。
まずはどんなサロンなのか、こだわりや強み、ポイントなど他のお店に勝っている内容を載せます。

挨拶文を載せる場合は、単に想いを載せるのではなく、資格や経歴など説得力のある内容も合わせて載せるようにしましょう。

そして、このページはトップページの次にサロンのイメージが伝わりやすいです。来店したらイメージと違ったとガッカリされないように、なるべくサロンの雰囲気に合った内容や写真を載せるようにしましょう。

ご挨拶ページのイメージ

メニューページ

サロンのメニューを載せて事前に金額や流れを知ってもらうのが目的のページです。

よくありがちなのはメニュー名と金額だけが書いてある状態です。専門的なメニューには必ず説明文や施術の流れ、ロング料金などは解りやすく掲載しましょう。

ここで、やっておいて損はないのは、税抜価格で載せることです!

タイムリーな話ですが、来年税率が10%に引き上げられる政策が話題になってますよね。税込価格で金額を入れている場合、全てのメニューを修正する必要が出てきます。

税率が上がって、サロンの対応で頭がいっぱいでホームページのことを忘れていた!ということがないように、税込価格で載せている場合は今のうちに余裕を持って直しておきましょう!

メニューページのイメージ

実際、弊社でも保守サービスがありますが、8%に上がった時、金額変更の更新依頼が殺到しました。あまりにも依頼が多い場合だと、直ぐに対応ができないことも……

今回も同じようなことが予想されますので、早めに依頼・修正することをおすすめします。
そして、ページ内の見やすいところに「※全て税抜き価格です。」と忘れずに記載しましょう!

スタッフページ

どんなスタッフがいるのか知ってもらい、お客さんとの距離を縮めることが目的のページです。

簡単なプロフィールを載せることで指名されやすくなったり、お客さんとの会話の糸口になったりするかもしれません。レストランで知らないシェフに料理を作ってもらうよりも、知っている人の方が信頼しやすいですよね!

スタッフページのイメージ

デメリットは、スタッフの入れ替わりが激しいと修正が大変になる点です。その場合は、スタッフの集合写真などを載せて、スタッフの雰囲気が伝わるように工夫してみましょう。

また、個人情報だから嫌に思うスタッフもいるかもしれません。その時は写真を載せないなど、相談しながら載せ方を決めましょう。

ギャラリーページ

お客さんに髪型をイメージしてもらうことが目的のページです。

やっぱりヘアカタログは必要です!どんなコースで、いくらで、どんな髪質の人に向いているのか簡単に説明があると想像が付きやすいです。

ギャラリーページのイメージ

サロンの実績やスタッフの実力を見てもらうチャンスの場です!担当が誰なのか書いておくと指名してもらえるかもしれません。

ヘアスタイルにはトレンドがありますよね。自分でブログのように投稿できるページにすれば定期的に更新ができます。制作会社の人に相談してみましょう!

アクセスページ

サロンの立地や来店する際に確認してもらうことが目的のページです。

突然ですが、あなたのサロンには駐車場ありますか?子供が遊べるスペースはありますか?エレベーターありますか?クレジット使えますか?

これらがお客さんの来店条件かもしれません。単に住所と地図を載せればいいという訳ではなく、設備情報など載せて確認してもらうことが大切です。

アクセスページのイメージ

駐車場からお店が離れている場合はその説明(有料駐車場・何台までなど)も必要ですし、その他、最終受付何時までとか、椅子がいくつとか、お客さんの立場になって考えてみましょう。

また、店内の写真や外観写真など載せてイメージし易くするのもオススメです。

よくある質問ページ

来店前に不明点をなくし、トラブルを未然に防ぐことが目的のページです。お客さんに安心・信頼を感じてもらい、来店まで繋げることができます。

よくある質問のイメージ

アクセスページの設備情報と違うのは、1つ1つの説明がしっかりできる点です。お客さんからよくされる質問やトラブルの解決方法はまとめて載せてしまいましょう!

例えば、初めてのお客さんはお店独自のルールは知りませんし、アレルギーや妊娠中など、様々な悩みを抱えているお客さんは沢山います。

そういったお客さんの悩みを晴らしてくれるページでもあります。色々なお客さんの立場になって考えてみましょう。

ブログ

認知度や集客に繋げることを目的にして投稿しましょう。
ブログが定期的に投稿されているということは、サロンの営業もしっかりやっているという印象に繋がりますし、ホームページ全体だけでなく、サロンの評価を上げることもできます。

また、美容院と関係のない日記を載せるのではなく、お客さんにとって有益な情報を投稿するようにしましょう。そう言われると、何を書いて良いのかわからないと思うかもしれませんが、本当に些細なことでいいんです。

サロンブログの書き方について詳しく知りたい方はこちらの記事をご一読ください。

ブログページのイメージ

例えば、「お客さんにちょっとしたことで感謝されました」や、「天気が良くて風が強い日にはこんな髪型がオススメ!こんなヘアアレンジもあります!」とか。ブログ内でコーナーを作ってみるなど工夫してみると長続きしやすくなります。

予約・お問い合わせページ

このページは目的と言うよりゴール直前のページです。
集客を目的としたサイトには一番大事な部分です。予約フォームは必ず載せるようにしましょう。あまり項目が長いと入力する気力が削がれます。最低限の項目のみにしましょう。

例)お名前、メールアドレス、電話番号、メニュー名、予約希望日時、備考欄

今まで使っている予約フォームやLINE@などのアプリがある場合は、そのページやアプリへ飛ばすリンクを付けるようにしましょう。

そしてお客様から届いたメールは3営業日までには返信するようにしましょう。

予約フォームのイメージ

Instagramでお客さんを増やそう

美容院のホームページではギャラリーページがおすすめですが、更新がしやすくて無料と言えば、Instagramです。実は、ホームページにInstagramのタイムラインを埋込むことができるんです!(※)
インスタなら写真にコメントも付けられるので、パソコンの知識がなくてもカタログとして使うことができます。
ホームページからサロンの存在を知ったお客さんがインスタのフォロワーになってくれるかもしれません。SNSの詳しい記事はこちらから。

※サービスの改定によっては利用できなくなる場合もあります。

信頼されることが集客のカギ

今の髪の長さに戻るまでには時間がかかりますよね。私だったら絶対失敗したくありません!

サイトで事前に調べたいし、カット後のイメージやスタッフがどんな人か知っておきたいです。そして「安くならないかな……」とクーポンを調べて、総合的にお得だと思える場所を選びます。

こんな風に、ホームページを見て来店するか決めるお客さんも少なからず居ます。
ネット上では顔が見えません。内容がしっかりしている=サロンがしっかりしている と捉えられることもあるので、各ページの目的を把握して載せる内容を考えてみましょう。

集客が目的のホームページは信頼されることが大切です。そのためには情報が正しく掲載されているという事がとても大事です。
税率などもそうですが、時代とともに内容が古くなっていることもあります。定期的に内容がおかしくないか必ず確認して、おしゃれで信頼されるホームページにしていきましょう!